26日に開幕するテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場する世界ランク72位の西岡良仁が25日に記者会見に臨み、前週から続く体調不良とパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)について語った。
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28歳の西岡は前週のオープン・パルク(フランス/リヨン、クレー、ATP250)に出場し1回戦に勝利したものの、2回戦を前に体調不良のため棄権となった。会見では現在の体調について明かしている。
「だいぶ(体調は)良くなりました。昨日(現地24日)くらいからちょっとだけお肉を食べるようにして少しずつ人間らしい食生活に戻してきているんですけど(笑)。流れとしては1週間くらい前に39度の熱が出て、いったん落ち着いたんですけど、体調不良の感覚が抜けなくて、(1回戦の)試合日は別の腹痛が出てきて。一応試合はやったんですけど、その日の夜に腹痛がひどくなってしまいました。水飲むだけでもお腹痛くなったので、次の日の試合はできないなと。で、薬を飲み始めていまが3日目と言う感じですね」
体調不良時、1日でリンゴ1個と水、少しのオートミールしか口にできなかったという西岡
「昨日から薬は減らしてほぼ今は飲んでないです。お腹も落ち着いて、熱はだいぶ前に下がっているんでひどい部分は残ってないです。まだ喉と鼻水くらいですね。体調自体は治っています。胃腸に関しては細菌性だと言われて、(同じ大会に出場していた)モンフィス選手もですね。1週間くらいかかったと言っていたので、何か同じようなものが流行ったのかなと思います」
「こんな体調ですけどテニスの感覚はずっと良いので、ある程度体が動けていれば試合にはなると思います。自信が無くなっているとかではないです」
また、7月27日からのパリオリンピックの出場についてもコメント。全仏オープン終了直後の世界ランクが出場の基準となるなか、西岡は出場に向け全力を尽くす考えを明らかにした。
「オリンピックはここ(全仏オープン)で1回戦負けとかしちゃうと出れなくなっちゃうので、出れればもちろん出たいですけど、一応翌週のチャレンジャーまでエントリーしています。そこで結果出せればギリギリ出れるかなと思います。これはどうしようもないので、出れるだけの努力は尽くして出れるか出れないかの判断かなと思います」
西岡は全仏オープン1回戦で第21シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。
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