相手失格も擁護「彼はそんな男じゃない」

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決勝に進出したブブリク
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は1日、第7シードのA・ブブリク(カザフスタン)と第2シードのA・ルブレフのシングルス準決勝が行われたが、ブブリクから6-7 (4-7), 7-6 (7-5), 6-5の時点でルブレフがスポーツマンシップ違反で失格となり、ブブリクは思わぬ形で決勝に進出した。試合後、ブブリクは「彼はそんな男じゃない」と述べルブレフを擁護した。

>>【動画】ルブレフが線審を怒鳴りつけ失格となった衝撃の一部始終<<

この日の準決勝は第1セットと第2ッセットを両者タイブレークで奪い合う好ゲームに。ファイナルセットも両者1度ずつブレークを奪い合い終盤に突入した。

すると第11ゲーム、ブブリクがゲームポイントを握った場面でブブリクの放った深いショットがイン判定となりそのままラリーが続くと、ブブリクがポイントを獲得しキープした。

今大会はエレクトリック・ライン・コール(自動線審)が採用されておらず線審がジャッジしており、選手はチャレンジを利用して判定を覆すことが出来る。ルブレフもこの場面でポイントを止めてチャレンジを利用することも出来たがラリーを続ける判断をした。

しかし、このポイントを落としたルブレフはボールがアウトだったと線審に猛抗議。激しく怒鳴りながら線審に詰め寄った。

その後この言動がスポーツマンシップ違反と認定され、ルブレフに失格が宣告された。

ルブレフの失格が宣告された場面でブブリクは困惑した様子で「僕は続けて大丈夫だよ」と口にしたものの、試合はそのまま終了した。

試合後の会見でブブリクは見解を述べた。

「アンドレイ(ルブレフ)がおかしなことを言ったかは非常に疑わしい。彼はそんな男じゃない。でも、それがルールなんだろう。彼ら(審判)がしたことは、ただ手順に従っただけだ」

「言うことはあまりない。敬意を表して、素晴らしい試合だったし、2人とも勝利に値する試合だった。観客も集まっていたし、お互いに最高の試合ができたはずだ。こんな形で終わってしまったのは残念だよ」

「アンドレイが1日も早く調子を取り戻すことを願っている」

思わぬ形でキャリア11度目の決勝に進出したブブリクは5度目のタイトル獲得をかけ、決勝で第5シードのU・アンベール(フランス)と対戦する。アンベールは準決勝で第1シードのD・メドベージェフを下しての勝ち上がり。

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