昨年王者フリッツ 初戦突破

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初戦突破を果たしたフリッツ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、昨年王者で第4シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク41位のB・シェルトン(アメリカ)を4-6, 6-4, 6-3の逆転フルセットで破り、初戦突破を果たした。

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昨年に同大会ではA・デ ミノー(オーストラリア)M・キツマノビッチ(セルビア)A・ルブレフらを破り決勝に進出すると、最後はR・ナダル(スペイン)をストレートで下して「ATPマスターズ1000」初のタイトルを獲得したフリッツ。その後も楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)などで優勝を飾り、今年には自己最高の世界ランク5位にまで浮上した。

王者として臨む今大会、シード勢は1回戦免除のためこの日が初戦となったフリッツだったが、第1セットは第5ゲームで先にブレークされるとその後挽回のチャンスを握ることができずに先行される。

第2セットではブレークを許さないプレーを披露したものの、自身も第1セット同様にチャンスを作れず終盤へ。5-4で迎えた第10ゲームでこの日初めてのブレークに成功しセットカウント1-1に追いついた。

ファイナルセットではサービスゲームでわずか3ポイントしか落とさない完璧なプレーを見せると、リターンゲームでは第6ゲームでブレークに成功。そのリードを守り切り1時間52分で勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフリッツのコメントが掲載されている。

「彼(シェルトン)は本当に良い選手だ。良いサブをしてくるのは予想していたんだ。失うものは何もないわけだからね。本当に高いレベルでプレーしてくると思っていたよ。その準備ができていたと思う。ただ、気持ちを立て直して、問題を解決する方法を見つけなければならなかった。彼はすごい選手で、初戦としては非常にタフな試合だったから、それを乗り越えられてよかった」

3回戦では第30シードのS・バエス(アルゼンチン)と予選から出場している世界ランク130位のR・ヒジカタ(オーストラリア)のどちらかと対戦する。

同日には第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第11シードのJ・シナー(イタリア)、第17シードのT・ポール(アメリカ)、世界ランク55位のA・マレー(イギリス)、同100位のS・ワウリンカ(スイス)らが3回戦へ駒を進めた。




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(2023年3月12日12時01分)
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