フェデラー 自身財団の活動を報告

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ロジャー・フェデラー(画像は2022年)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトは11日、昨年現役を引退した元世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)の運営する「ロジャー・フェデラー財団」の活動を紹介。フェデラーのコメントも掲載された。

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41歳のフェデラーは昨年9月のレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)を最後に現役を引退。コート上で戦う姿を見せることはないが、コート外で大きな仕事を続けている。

ATPは今月発表された「フェデラー財団」の昨年の活動報告を掲載している。そのなかでフェデラーは「この新しいペースに慣れるのが心配なのはわかっているけど、僕は元気で、人生の新しい章を楽しんでいることを保証するよ。僕の財団が優先順位の最前線にあることは言うまでもない。2003年に両親と設立したロジャー・フェデラー財団は、僕の現役時代に当初想定していたよりもはるかに大きな規模に成長した。今年、財団は20周年を迎えるが、僕は今でも設立時の書類にサインをしたことを思い出すよ」と振り返った。

2022年までの同財団は29のパートナー組織とともに7カ国で活動し、240万人の子どもたちがより質の高い早期教育の恩恵を受けられるよう支援。スイスとアフリカの教育改善のために、7750万スイスフラン(現在のレートで約11億3,700万円)が投資された。

また、財団の提供する研修により4万人以上の学校教師が能力を向上させ、1万以上の教育機関がカリキュラムの質向上を果たしたと報告されている。

「この旅が、啓発的で、エキサイティングで、充実したもので、僕らがともに達成するすべての素晴らしい想像をここまで実現できるとは思えなかった。年末までに、僕らは240万人以上の子どもたちに早期教育へのより良いアクセスを提供することができた。これは、とてつもない記念すべき贈り物だと考えている。僕は今後数年間、さらに多くの時間を財団に捧げ、より多くのプロジェクトを現地で訪問し、効果的な慈善活動をより深く掘り下げていきたいと考えている」

「慈善家としての僕の旅に、これからもお付き合いいただけたら光栄だ。皆様のご支援は非常に貴重であり、モチベーションを高めてくれるもの。僕は皆さんと一緒に働けることを楽しみにしているし、常に感謝しているんだ」




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(2023年3月12日11時04分)
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