ダニエル「ジョコ撃破と並ぶ」

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ダニエル太郎
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テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク120位のダニエル太郎がワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク113位のA・マレー(イギリス)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで破り、初の3回戦進出を果たした。会見では試合を振り返り、以前にN・ジョコビッチ(セルビア)を破ったことにも触れた。

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2019年以来3年ぶり2度目の2回戦となったダニエルはこの試合、サービスエースを12本決めファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得。49度のアンフォーストエラーを記録した元世界1位のマレーから5度のブレークに成功し、2時間48分で勝利した。

前週のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で16強入り果たしたダニエルは試合後の会見で「本当にいい気分ですね。オーストラリアに来てから、ずっといいレベルをキープしている気がします。アデレードでも、いいレベルをキープしていましたし、ここでもそれをベースにしている感じです。状況にうまく対処できたと思います。本当にうれしいです」と述べた。

また、2018年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)でジョコビッチをフルセットで破ったことにも触れた。

「この勝利は、インディアンウェルズでジョコビッチを破った時と並ぶものだと思います。だけど、今日はよりいいプレーができたと思うし、今日のようなテニスを続けていきたいです。でも、誰に勝ったかという意味ではジョコビッチはおそらく史上最高のテニスプレーヤーだから、それも本当に大きいです。あまり比較する必要はないんですけどね。でも、この2つが一番大きいと思います」

勝利したダニエル太郎は3回戦で第11シードのJ・シナー(イタリア)か世界ランク104位のS・ジョンソン(アメリカ)の勝者と対戦する。

同日には第4シードのS・チチパス(ギリシャ)、第5シードのA・ルブレフ、第9シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)、第20シードのT・フリッツ(アメリカ)、らが3回戦に駒を進めている。

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(2022年1月20日20時33分)
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