テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス1回戦が行われ、予選から出場している世界ランク120位の
ダニエル太郎が同じく予選勝者の同151位のT・バリオス ベラ(チリ)を7-6 (7-5),6-1,6-1のストレートで破り、2019年以来3年ぶり2度目の初戦突破を果たした。
>>ナダル、マレーら全豪OP組み合わせ<<>>キリオスら1回戦 1ポイント速報<<ともに予選3試合を勝ち抜き駒を進めた本戦1回戦。第1セット、ダニエルは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレークチャンスを与えないプレーを披露すると、タイブレークを制し先行する。
第2セットではさらにサービスの調子を上げると、ストローク戦でもバリオスベラを圧倒。サービスゲームでは1ポイントも許すことなくセットカウント2-0と勝利に王手をかけた。
第3セット、試合の主導権を離さなかったダニエルは強烈なフォアハンドウィナーを決め第4ゲームで先にブレーク。続く第6ゲームでもバックハンドウィナーを放ちリードを広げると、最後までバリオス ベラにブレークを許さず、1時間59分で勝利を手にした。
勝利したダニエルは2回戦で、第21シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク113位の
A・マレー(イギリス)のどちらかと対戦する。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、第5シードの
A・ルブレフ、第11シードの
J・シナー(イタリア)、第13シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らが初戦突破を決めている。
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