国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

錦織 4時間超え死闘「紙一重」で勝利

錦織圭
初戦突破を果たした錦織
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク350位の錦織圭が予選勝者で同166位のG・ディアロ(カナダ)を7-5, 7-6 (7-3), 3-6, 1-6, 7-5のフルセットで破り、2021年以来3年ぶり11度目の初戦突破を果たすとともに、約2年9ヵ月ぶりとなった四大大会で白星を飾った。試合後の会見では「紙一重」と4時間22分の死闘を振り返った。

>>錦織 圭、西岡 良仁ら全仏OP組合せ<<

>>錦織 圭 全仏OP2回戦 1ポイント速報<<

34歳で元世界ランク4位の錦織は3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以来 約2ヵ月ぶりの公式戦出場。今大会にはプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用してエントリー。

錦織が全仏オープンに出場するのは2021年以来3年ぶり12度目。最高成績は2015年・2017年・2019年に記録したベスト8となっている。

身長203cmのディアロとは初顔合わせとなったこの日の第1セット、第4ゲームでダブルフォルトやミスショットからブレークポイントを与えた錦織は鋭いリターンを返球できずブレークを許すが、第9ゲーム、15-40とするとラリー戦を制してブレークバックに成功する。

第10ゲームでは2度のセットポイントとなるブレークポイントを握られるも粘りをみせキープすると第11ゲームで2度目のブレーク。サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームをキープした錦織はゲームカウント2-5から5ゲームを連取する追い上げを見せて先行する。

続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークチャンスを掴んだ錦織は強烈なフォアハンドウィナーを決めブレークに成功するも直後の第2ゲームでブレークバックを許す。終盤となる第11ゲームで錦織がブレークを果たすも再び直後のゲームでブレークバックを許しタイブレークにもつれ込む。

錦織は先に2度のミニブレークに成功し4-0とリード。1度はミニブレークを返されるも6-3とセットポイントを握ると最後は錦織の強烈なショットをディアロが返球できず、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。

そして第3セット、第6ゲームで先にブレークチャンスを握った錦織だが活かせず直後の第7ゲームではミスが目立ちラブゲームでブレークを許す。その後はブレークを返すことができず、逆に第9ゲームで2度目のブレークを奪われ、セットカウント2-1とされる。

第4セット、開始から互いにブレークポイントを握ると第4ゲーム、錦織はディアロの強烈なフォアハンドショットに苦しみブレークを許す。その後はブレークを返せず、わずか1ゲームしか取るこができずに2セットオールに追いつかれる。

第4セット終了後にメディカルタイムアウトを取った錦織は腰を治療。プレーを続けファイナルセットを戦うも第1ゲームでいきなりブレークを許す。それでも直後の第2ゲームでブレークバックのチャンスを掴むと強烈なフォアハンドウィナーを沈めすぐさまブレークを返すと、その後錦織は右肩を回すなど同箇所に違和感がある動きを繰り返すなかサービスゲームのキープを続ける。

ゲームカウント6-5で迎えた第12ゲームのリターンゲームで錦織は勝利を決定づけるブレークに成功。4時間22分の死闘を制し初戦突破を決めた。

試合後の会見で錦織は「1・2セット目は自分の出だしもそこそこでした。相手のアンフォーストエラーにもときどき助けられて、けっこう相手の悪い所ところが目立ってた印象があったんですけど、3セット目からガラッと人が変わったように『どうやったら点が取れるんだろう』と錯覚に陥るくらいちょっと何をしたらいいのか。何を打っても深く返してくるし、ダウンザラインも混ぜてきたし、ちょっと相手のアンフォーストエラーも減ってきて、プラス攻撃的にもなってきました。5セット目は若干ミスしてくれましたけど、途中からはトップ50くらいの強さを感じました。それでもこのサーブで何とか勝てるところにいるというのは自信にはなります。確実にマイアミよりは良いかなと思います」とコメント。

「リターンが入ってくれたおかげで、セカンド(サービス)からは若干攻めることができていたので、それが上手くいっていたのかなというのがあります。大事なところで攻めるようにはしてました。ファイナル(セット)は最初は効いていたショットが効かなくなったので、自分でポイントを取るしかないという感じでした。サーブ打って2球目に思いっきり打って前に出るとか、リスク負って攻めるしかなかったかなと。後半も(相手は)強かったですね。簡単に勝てそうだなっていうのも最後までなかったので紙一重だなと、やりながら思ってました」

2回戦では第15シードのB・シェルトン(アメリカ)と世界ランク88位のH・ガストン(フランス)のどちらかと対戦する。

[PR]全仏オープンテニス 5/26(日)~6/9(日)
WOWOWで連日生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定!


■WOWOWオンデマンドはこちら>


【ディアドラ】2024最新ウエア・シューズ
■公式ストアで発売中>


■関連ニュース

・猛烈ラケット破壊→観客にプレゼント
・綿貫 陽介が全仏OP欠場
・初戦でナダル回避「よかった」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年5月27日8時37分)

その他のニュース

9月17日

島袋将 逆転負けで予選敗退 (16時13分)

【1ポイント速報】島袋将 予選1回戦 (16時00分)

好調の柴原瑛菜 日本勢4番手に浮上 (15時13分)

ジョコ元陣営 シナーのチーム加入 (14時32分)

引退の元世界2位が出産を発表 (12時13分)

肩の負傷が相次ぎ今季終了 (11時26分)

ベルディヒとのコーチ関係終了 (10時04分)

世界1位在位121週、歴代7位タイに (9時01分)

西岡良仁 第8シードで出場 (7時56分)

9月16日

錦織圭 初戦は19歳の世界67位に決定 (18時33分)

なぜ?柴原瑛菜が日本代表外れる (17時32分)

19歳の決断、広がる選択肢 (16時19分)

熊坂拓哉 第1シード撃破し初V (15時04分)

デビス杯 8強出揃う (13時12分)

錦織圭・ジョコビッチら活躍し勝利 (12時08分)

大坂なおみは「出産前と大きく違う」 (11時05分)

島袋将 2週連続好成績で準V (9時58分)

9月15日

添田監督「勝って本当に良かった」 (21時35分)

西岡良仁、錦織ら存在に「安心感」 (20時49分)

錦織圭 勝利決めた西岡に「頼もしさ」 (19時30分)

西岡良仁が熱戦制し日本勝利! (18時45分)

【1ポイント速報】西岡良仁ら デビス杯2日目 (17時57分)

錦織圭は複に「出る意欲あった」 (17時34分)

望月/綿貫組 逆転負けで日本2勝1敗に (15時41分)

錦織圭 ダブルス出場回避 デ杯 (12時45分)

大坂なおみら 日本代表が決定 (12時12分)

ジョコビッチ 世界770位に圧勝 (11時07分)

大坂コーチ 解任は「なおみが決めた」 (10時04分)

9月14日

錦織圭 プレーに手応え「流れ来てる」 (21時04分)

島袋将 第2シード破り2週連続V王手 (20時12分)

添田豪「2人の頼もしさ感じた」 (19時53分)

錦織圭 8年ぶりデ杯「緊張感あった」 (19時31分)

錦織圭 勝利に「まあまあでした」 (18時11分)

錦織圭 快勝で日本勝利に王手 (17時58分)

【1ポイント速報】錦織圭 デビス杯第2試合 (17時25分)

西岡良仁「落ち着いてプレーできた」 (17時21分)

西岡良仁 完勝で日本が先勝 (15時37分)

韓国OP 格上げもトップ10全員欠場 (11時04分)

年齢別大会多数開催!【10月大会】 (10時04分)

錦織圭「待ち遠しい」 日本で初開催 (9時04分)

大坂なおみ コーチと関係解消 (7時36分)

【動画】西岡良仁が熱戦制し日本が勝利を決めた瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!