24日に開幕するムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は3日に公式サイトを更新し、男子では世界ランク353位の
錦織圭と同317位の
M・ランドリュース(スペイン)、女子では同126位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)と同1143位の
S・ハレプ(ルーマニア)へのワイルドカード(主催者推薦)付与を発表した。
>>ティームvsガスケ 1ポイント速報<<34歳の錦織は今季、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)への出場。初戦敗退となったものの約8ヵ月ぶりの復帰を飾り、コート上で躍動する姿をファンに見せた。
今後は15日に開幕するバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に参戦予定であり、マドリッド・オープン出場となれば2週連続でツアー大会を戦うこととなる。
なお、錦織は2021年以来3年ぶり10度目の出場であり、最高成績は2014年の準優勝。当時は
M・ラオニッチ(カナダ)や
F・ロペス(スペイン)、
D・フェレール(スペイン)らを下し決勝に進出したものの、最後は
R・ナダル(スペイン)との熱戦のさなかファイナルセットで途中棄権となった。
男子2人目は18歳のランドリュース。今季は2月のITF大会で優勝すると前週のマイアミ・オープンでは1回戦で
J・ムナル(スペイン)をフルセットで下しツアー大会初白星を飾った。マドリッド・オープンに出場するのは2年連続であり、昨年もワイルドカードを受け取っている。
女子では元世界ランク1位の2選手がワイルドカードを獲得。33歳のウォズニアッキが出場するのは2019年以来5年ぶり11度目であり、最高成績は初出場となった2009年の準優勝となっている。
一方、32歳のハレプは2022年以来2年ぶり12度目の本戦出場。同選手はマドリッドのクレーコートで好成績を残しており、2014年に初めて準優勝すると2016年・2017年に2連覇。その後は2019年に2度目の準優勝を果たしている。
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