男子プロテニス協会ATPが運営する音声メディア「ATPポッドキャスト」が更新され、世界ランク5位の
H・ルーネ(デンマーク)が登場。7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降に出場した6大会で1勝しか挙げられていない自身の現状を語った。
>>アルカラスら上海マスターズ組合せ<<20歳のルーネは昨年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で
N・ジョコビッチ(セルビア)や
S・ワウリンカ(スイス)、
A・ルブレフ、
H・フルカチュ(ポーランド)らトップ選手を次々倒し優勝。世界ランクでトップ10に入り込むと、4月のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)でタイトルを獲得するなど上位勢の仲間入りを果たした。
その後のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で準優勝し全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でベスト8、ウィンブルドンでも8強に入るなど安定した成績をおさめてきたが、以降は腰の負傷の影響もあり大きく成績を低下。国別対抗戦のデビスカップでの敗戦や、途中棄権なども敗北として計算すると、7試合で1勝6敗となった。
今週はロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)に第3シードとして出場したものの、初戦の2回戦で世界ランク122位の
B・ナカシマ(アメリカ)に6-0, 6-2のストレートで負けを喫した。
ポッドキャスト内でルーネは現在の状態と、今後について語っている。
「まずは本来の自分のレベルに戻り、そこからまた向上していくこと。良い年である去年とそうでない年である今年を経て、少なくともトリノで終えることができるだろうと言えるのは素晴らしいことだ」
「世界一になることは目標だけど、そこにいくのはまだ先。今は自分自身にいいチャンスを与えられるように、すべてのことをやってみるよ」
ルーネが言及したトリノとは11月12日に開幕する最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)のことで、今季の獲得ポイント上位8選手が出場できる。現在ルーネは当落線上の8位(3,110ポイント)に位置しており、2,875ポイントで9位の
T・フリッツ(アメリカ)と2,795ポイントで10位の
C・ルード(ノルウェー)と争っている。
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