テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク88位の
S・ワウリンカ(スイス)が同47位の
E・ルースブオリ(フィンランド)を7-5, 7-5, 6-4のストレートで破り、2019年以来4年ぶり10度目の初戦突破を果たした。試合後の会見でワウリンカは最高の選手が誰かと問われ答えている。
>>ジョコビッチ、ダニエル、綿貫らウィンブルドン組合せ<<>>錦織 CH初戦 1ポイント速報<<38歳のワウリンカがウィンブルドンに出場するのは今回が17度目。最高成績は2014年・2015年に記録した8強入りとなっている。
1回戦の第1セット、ワウリンカは先にブレークを許しゲームカウント2-4とリードされる。それでも直後の第7ゲームでブレークバックに成功すると第11ゲームで2度目のブレークを奪い、先行する。
続く第2セット、ファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得したワウリンカは3度のブレークポイントを凌ぐ。すると終盤となった第11ゲームでブレークに成功し、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。
第3セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したワウリンカだったが第4ゲームでブレークバックを許す。それでも第7ゲームで2度目のブレークを奪い、第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。1度のブレークポイントを握られたワウリンカだったが2度目のマッチポイントをものにし、2時間18分で勝利した。
試合後の会見で「あなたにとっての最高の選手は誰ですか? クレーでの
R・ナダル(スペイン)ですか? オーストラリアでの
N・ジョコビッチ(セルビア)ですか? それとも2006年の
R・フェデラー(スイス)ですか?」という質問を受けたワウリンカは次のように答えている。
「今はジョコビッチを選ぶだけで十分。現在、最高の選手なのだからね」
「少し考える必要があるけれど、もちろん、この3人のタイプを少し混ぜ合わせれば、史上最高のプレーヤーが誕生する。なぜなら、彼らはすでに15年以上もの間、全てを制し、トップに君臨してきたのだから」
勝利したワウリンカは2回戦で第29シードの
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)と世界ランク53位の
B・ミラリェス(スペイン)の勝者と対戦する。
同日には第2シードのN・ジョコビッチ、第7シードの
A・ルブレフ、第14シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第17シードの
H・フルカチュ(ポーランド)らが初戦突破を決めている。
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