テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日に男子シングルス1回戦が行われ、第7シードの
A・ルブレフが世界ランク64位の
M・パーセル(オーストラリア)を6-3, 7-5, 6-4のストレートで下し、2年ぶり4度目の初戦突破を果たした。試合後には2年ぶりの出場となったことについて喜びを語った。
>>西岡vsガラン 1ポイント速報<<>>島袋、西岡、ダニエルらウィンブルドン組合せ<<世界ランク7位で25歳のルブレフがウィンブルドンに出場するのは今回が2年ぶり4度目。昨年は大会側がロシア・ベラルーシ国籍の選手の出場を認めなかったためロシア国籍のルブレフは出場することが出来なかった。
2年ぶりとなった今大会1回戦の第1セット、ルブレフは第6ゲームで奪ったブレークのリードを守り先行する。
続く第2セット、ルブレフはパーセルに先にブレークを許し追いかける展開となったものの、パーセルのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックに成功。これで流れに乗ったルブレフは第11ゲームをラブゲームでブレークし、2セットアップとする。
迎えた第3セット、パーセルに1度のブレークを許したルブレフだったが、自身はそれを上回る2度のブレークを果たし1時間33分で試合を締めくくった。
ルブレフは試合後のオンコートインタビューの第一声で2年ぶりにウィンブルドンに出場できたことについて喜びを語った。
「まず、2年ぶりに戻ってくることができてとても幸せだよ。ウィンブルドンに出場するのはとても特別な気分だ。初戦を突破できて嬉しいよ」
この言葉に会場の観客からは温かい拍手が送られた。
勝利したルブレフは2回戦で世界ランク50位の
A・カラツェフと同75位の
L・ヴァン・アッシュ(フランス)の勝者と対戦する。
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