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テニス界 確執に満ちたライバル関係

メドベージェフ、チチパス
(左から)メドベージェフとチチパス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は20日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのD・メドベージェフが第5シードのS・チチパス(ギリシャ)を7-5, 7-5のストレートで破り、クレーコートでの「ATPマスターズ1000」初の決勝進出を果たした。この2人は犬猿の仲として知られているが、この試合後にメドベージェフが披露したダンスが話題となっている。

>>【動画】メドベージェフとチチパスが写真撮影を行わなかったシーン<<

両者は12度目の顔合わせでメドベージェフの7勝4敗。直近の対戦は昨年11月のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)ラウンドロビンで、そのときはチチパスが6-3, 6-7 (11-13), 7-6 (7-1)のフルセットで勝利した。

この試合の第1セット、両者1度ずつブレークを果たし迎えた第11ゲームで、メドベージェフは0-40から追いつきブレークに成功。メドベージェフはこのリードを守り先行する。

続く第2セット、第1ゲームでメドベージェフがブレークに成功する。その後、チチパスの反撃を受け第6ゲームでブレークバックを許すも第11ゲームで2度目のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでは1度目のマッチポイントをものにし、決勝進出を決めた。

両者の対戦成績はこれでメドベージェフの8勝4敗となった。

この2人は過去に確執があり、初対戦となった2018年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)1回戦でメドベージェフが勝利した後に、チチパスが暴言を吐き、これに対しメドベージェフが「お前、黙った方がいいぞ!5分間も突然トイレに行って、レット(ネットイン)を打って謝らない。自分が良い子だと思ってるのか?こっち見ろよ、おい、こっち見ろ!こっちを見ないのかよ!?」と発言。

メドベージェフはチチパスに詰め寄ろうとしたが主審に止められ、チチパスは足早にコートを去った。

その後、メドベージェフはチチパスに対し5連勝をマークすると、チチパスはメドベージェフのプレースタイルについて「退屈だ」と発言した。

2019年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)でチチパスがメドベージェフからようやく初勝利を挙げると、2021年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でチチパスは「彼はとても賢いプレーをして相手を打ち負かす。本当に注意が必要な選手」と発言し「退屈」と言ったことを撤回した。

またメドベージェフもチチパスを「素晴らしい選手」と認める発言をした。

しかし昨年、チチパスがメドベージェフの親友であるA・ルブレフに対し「武器が少ない選手」と発言。この発言を受け、今年のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)決勝でルブレフに勝利した後のスピーチでメドベージェフは「ある選手がルブレフには武器が足りないと発言していたが、それを聞いてよくそんなこと言えるなと思った。アンドレイ(ルブレフ)はツアーで一番巧みな選手」「彼はグランドスラムで優勝することができる」と発言した。

なお、この発言に関してチチパスはルブレフに謝罪をし発言を撤回している。

そんな両者は、今大会で選手が利用する通路ですれ違った際に全く挨拶を交わさなかったことがファンの間で話題になっていた。そして、今回の試合の開始時には通常行われる写真撮影を行わなかった。

また、昨年のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)ではチチパスがメドベージェフに勝利した際にダンスを披露。するとメドベージェフも今回の試合で勝利した瞬間にお返しと言わんばかりにダンスを披露したことが話題となっている。

関係性はともかく、2人の対戦が毎試合非常にレベルの高いものであることに変わりはなく、2人の確執に満ちたライバル関係は今後も数年間続くであろう。

>>【動画】メドベージェフとチチパスが勝利直後に披露したダンスの比較<<



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