8日に開幕する男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)には、世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と同9位の
R・ナダル(スペイン)が不在となるなか、第1シードには同2位の
C・アルカラス(スペイン)、第2シードには同3位の
S・チチパス(ギリシャ)が入った。アルカラスとチチパスは同大会とその後開催されるマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の結果次第で世界ランク1位になる可能性がある。
>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<>>西岡、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<BNPパリバ・オープン本戦の第1シードは19歳のアルカラス、第2シードはチチパス、第3シードは
C・ルード(ノルウェー)、第4シードは
T・フリッツ(アメリカ)、第5シードは
D・メドベージェフ、第6シードは
A・ルブレフ、第7シードは
H・ルーネ(デンマーク)、第8シードは
F・オジェ アリアシム(カナダ)。
35歳のジョコビッチはアメリカ入国時の新型コロナウイルスのワクチン接種に関する免除申請が通らず欠場。36歳のナダルは負傷の影響で出場することができない。
BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンが開催される3月。アルカラスはBNPパリバ・オープンで優勝を果たせば今年1月以来となる世界ランク1位復帰が確定する。しかしアルカラスが1位をキープし続けるためには、昨年優勝したマイアミ・オープンでタイトルを防衛する必要がある。
また、24歳のチチパスは自身初の世界ランク1位を狙える立場におり、その条件は「2つの『ATPマスターズ1000』のうちどちらかで優勝し、どちらかで準優勝以上の結果を出す」ことが必要だ。
シード勢は1回戦免除となる同大会、アルカラスは2回戦で世界ランク193位の
B・ホルト(アメリカ)(アメリカ)と予選勝者のどちらかと、チチパスは同87位の
J・トンプソン(オーストラリア)と同210位の
G・モンフィス(フランス)のどちらかと対戦する。

■関連ニュース
・元世界4位が東京マラソン走破・錦織「足首に痛み」原因も分からず・ナダル 18年ぶりトップ10陥落へ■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング