男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第2シードの
C・ノリー(イギリス)を6-3, 7-5のストレートで破り、今季ツアー初戦でタイトルを獲得した。試合後には「とても気持ちよくプレーできた」と決勝戦を振り返った。
>>メドベージェフらカタールOP組合せ<<>>アルカラスらリオOP組合せ<<19歳のアルカラスは昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾り世界ランク1位へ浮上。その後11月に脇腹を負傷しオフシーズンを迎えると、今季開幕前に右脚を負傷して全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場し、今大会が自身の今季開幕戦となった。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク57位の
L・ジェレ(セルビア)、準々決勝で同90位の
D・ラヨビッチ(セルビア)、準決勝で同74位の
B・ミラリェス(スペイン)を下し復帰戦、そして今季初戦で決勝に進出。タイトルをかけて、ノリーとの大一番に臨んだ。
この試合、アルカラスはファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットでは2度のブレークに成功し先行すると、第2セットでも先にブレーク。中盤に1度ブレークバックを許したものの、6-5で迎えた第12ゲームのリターンゲームでこの試合初めて手にしたマッチポイントを決め切り、1時間33分で勝利した。
アルカラスにとっては昨年の全米オープン以来 約5カ月ぶりのツアータイトル獲得。キャリアでは通算7勝目となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「決勝はとても気持ちよくプレーできたよ。本当に難しい試合になることは分かっていたんだ。最初から、自分のすべきこと、自分のゲーム、自分のレベルに集中していた。 決勝では、このレベルのプレーをしなければならないんだ」
2021年にツアー初優勝を飾ったアルカラスは、昨年5つのタイトルを獲得しトップ選手の座を掴んだ。今年も自身の初戦でトロフィーを手にし、世界ランク1位奪還に向け好スタートを切っている。
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