男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTEN 2023予選(クロアチア/リエカ、室内ハード)「クロアチアvs.オーストリア」は5日、第2日が行われ、第2試合のシングルスで世界ランク23位の
B・チョリッチ(クロアチア)が同99位の
D・ティーム(オーストリア)を7-6 (7-3), 6-2のストレートで撃破。これによりクロアチアは3勝1敗でファイナル グループステージ進出を果たした。
>>デビスカップ 日本vsポーランド 組み合わせ・結果<<同予選はシングルス2試合を1日目に、2日目にはダブルス1試合とシングルス2試合が組まれており、3勝を挙げて勝利した国は9月に開催されるファイナル グループステージに進出。そこでさらに絞られ、11月23日に開幕するファイナル ノックアウトステージに駒を進められる。
クロアチアは初日のシングルス2試合にチョリッチと世界ランク121位のB・ゴジョ(クロアチア)が登場。チョリッチは同144位の
D・ノヴァーク(オーストリア)を、ゴジョは元3位のティームをいずれもストレートで破っている。
そして5日、第1試合のダブルスには
I・ドディグ(クロアチア)/
N・メクティッチ(クロアチア)組が出場したが、A・エルラー(オーストリア)/ L・ミードラー(オーストリア)組に3-6, 6-7 (11-13)のストレートで敗れている。
それでも第2試合ではチョリッチがティームをストレートで撃破。この日の第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合うとタイブレークに突入。チョリッチが2度のミニブレークに成功し先行する。続く第2セットではファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは1度のブレークを奪い、1時間45分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチョリッチのコメントを掲載し「簡単ではなかったけど、これがデビスカップであり、テニス。何が起こるか分らないと思い知らされたよ。ダブルスの後、準備はできていた。かなりナーバスになっていたけど、試合に向けて準備する時間はあったよ。コートに出て、素晴らしいテニスができた」とコメント。
「試合を楽しめたし、最高だった。ホームの観客の前でプレーできたのでなおさらね。大事な場面での自分のプレーにはとても満足している。とてもアグレッシブにプレーできたし、勝ててとてもうれしい」
【クロアチアvsオーストリアの組み合わせ・結果】
■4日
第1試合:チョリッチ vs. ノヴァーク, 6-3, 7-5
第2試合:ゴジョ vs. ティーム, 6-3, 7-6 (7-2)
■5日
第3試合:ドディク/ メクティッチ vs. エルラー/ ミードラー, 3-6, 6-7 (11-13)
第4試合:チョリッチ vs. ティーム, 7-6 (7-3), 6-2
第5試合:ゴジョ vs. ノヴァーク[中止]
クロアチア代表とオーストリア代表のメンバーは以下の通り。
【クロアチア代表】
チョリッチ
ゴジョ
ドディク
メクティッチ
N・セルダルシッチ(クロアチア)
監督:V・マルティッチ(クロアチア)
【オーストリア代表】
ノヴァーク
ティーム
エルラー
ミードラー
J・ロディオノフ(オーストリア)監督:
J・メルツァー(オーストリア)
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