男子プロテニス協会のATP公式サイトは16日、2022年のATPワールドツアーアワードの「Stefan Edberg Sportsmanship Award」を発表。世界ランク3位の
C・ルード(ノルウェー)が初めて選出された。
「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ賞」はコート内外でのフェアプレーやプロフェッショナリズム、誠実さを同じくツアーを回る選手たちから評価され、投票によって決めるもの。
23歳のルードは初めてのトロフィーとなった。
同賞は2004年以降、
R・フェデラー(スイス)が13度、
R・ナダル(スペイン)が5度獲得しており、2003年以来となる2選手以外の受賞となった。
ATP公式サイトでルードは「今年のATPステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ・アワードに投票してくれたみんなに心から感謝したい。今年、この賞を受賞できたことはとても、とても光栄で、幸せなことだと思っている。来年に向けて、気持ちを切り替えていこうと思う。早くコートに戻りたいよ」とコメントした。
今シーズン、ルードはアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)、ゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)、EFG スイス・オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)で優勝。四大大会では全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝をおさめるなど、1年を通して安定した成績を出し続けてきた。
また、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は足首の負傷で欠場し、失効するポイントがないため、来季のオーストラリアはポイントを多く獲得してさらにランキングを上げるチャンスとなっている。
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