男子テニスのテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)は20日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が世界ランク76位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を6-4,6-2のストレートで破って初戦突破を果たすとともに、ベスト8進出を果たした。この結果、準々決勝で同95位の
ダニエル太郎と対戦することとなった。
>>ダニエル太郎vsベレッティーニ 1ポイント速報<<前週のユニクレジット・フィレンツェ・オープン(イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250)では初戦でカルバレス バエナに逆転で屈していたベレッティーニ。この試合は約1週間ぶりの再戦となった。
この日は8本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークを許すことのないプレーを披露すると、リターンゲームでは3度のブレークを奪い、1時間32分で快勝した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはベレッティーニのコメントが掲載されている。
「雰囲気もコンディションもフィレンツェとは違っていたよ。ここは屋外だし、もっと暖かい。リベンジしたかったんだ。先週はたくさんのチャンスがあったからこそ、敗れたことを消化するのが大変だった。特に、イタリアのフィレンツェでプレーしたかったから本当にタフだったんだ。でも今日は、この試合に勝ちたいという気持ちをさらに強く持ってコートに立ち、より良いプレーができたと思うよ」
今シーズンマッチ30勝目をあげたベレッティーニとダニエル太郎は4度目の顔合わせでベレッティーニの2勝1敗。直近では昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)1回戦で対戦し、ベレッティーニが勝利した。
同日には第4シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第5シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)、世界ランク74位の
M・マクドナルド(アメリカ)らが8強へ駒を進めた。
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