男子テニスのヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)は12日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク165位の
D・ティーム(オーストリア)が同62位の
M・ギロン(アメリカ)を3-6,6-4,6-0の逆転で破り、今季4度目のツアーベスト8進出を果たした。
この試合の第1セット、ティームは3本のダブルフォルトを犯すなどサービスゲームでわずか8ポイントしか獲得することができずに先行される。しかし、第2セットを取り返しセットカウント1-1に追いつくと、ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。ギロンに1度もブレークチャンスを与えないプレーを披露すると、リターンゲームで3度のブレークに成功し6ゲームを連取。2時間26分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはティームのコメントが掲載されている。
「とても厳しい試合だった。長いラリーがたくさんあってよく走った。第3セットまでは接戦だったと思う。幸運にも第2セットを取ることができたし、第3セットで先にブレークすることができた。とても厳しい試合だったけど素晴らしい夜だったよ」
準々決勝では第4シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)と予選から出場している世界ランク153位のM・ギニャール(フランス)のどちらかと対戦する。
同日には第2シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)や第5シードの
T・ポール(アメリカ)らが8強へ駒を進めている。
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