男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は4日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
N・キリオス(オーストラリア)が世界ランク87位の
ツェン・チュンシン(台湾)を6-3, 6-1のストレートで破り、4度目の初戦突破を果たした。
>>西岡、キリオスら楽天OP組み合わせ<<>>守屋vs清水 1ポイント速報<<2016年の同大会では
G・モンフィス(フランス)や
D・ゴファン(ベルギー)を下し優勝を飾ったキリオス。今大会は2018年以来4年ぶり4度目の出場となる。
今年はウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会初となる準優勝を果たすと、8月のシティ・オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATP500)で今季初のツアー制覇を達成。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では
D・メドベージェフらを破り8強入りを果たしている。
この試合の第1セット、キリオスはファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第6ゲームでブレークに成功し、先行する。
続く第2セットでも圧倒するキリオスは第2ゲームから6ゲームを連取し、1時間6分で勝利した。
キリオスはオンコートインタビューで「日本でプレーするのが大好きなんだ。ジュニアの時もここでプレーをしたし、この大会でも優勝をしている。人々はとても素晴らしいし、皆の前でプレーするのが大好きだ。これからも皆の前で出来るだけ長くプレーしたいよ」と語った。
勝利したキリオスは2回戦で世界ランク121位の
K・マイクシャク(ポーランド)と予選勝者で同355位の
島袋将の勝者と対戦する。
同日のシングルスにはワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク155位の
内田海智、予選を勝ち上がった同290位の
野口莉央、同451位の
清水悠太、ラッキールーザーで同253位の
守屋宏紀が出場。内田は既に試合を終えており、同78位の
M・マクドナルド(アメリカ)に敗れ初戦敗退となった。
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