女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は1日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク47位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)が同36位の
大坂なおみを6-3, 6-1で破り、大会初のベスト16進出を決めた。
>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<>>マドリッドOP 女子組み合わせ・結果<<ソリベス=トルモと大坂は4度目の顔合わせでソリベス=トルモの1勝2敗。直近では2020年2月の国別対抗戦フェドカップ(スペイン/ムルシア、クレー)スペイン戦で対戦し、ソルベス=トルモが6-0, 6-3のストレートで勝利していた。
第1セット、ソリベス=トルモは第3ゲームで先にブレークに成功する。直後の第4ゲームでブレークバックを許すも、第5・第9ゲームで再びブレークに成功し、51分で先行する。
第2セット、ファーストサービス時に88パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第2・第6ゲームでブレークに成功し、1時間28分で勝利した。
女子テニス協会WTAの公式ツイッター『WTA insider』はソリベス=トルモのコメントを掲載。
「私は10回目の出場なんだけど、2回戦を突破したことがなかった。だからちょっとそのことがよぎった。ただ、本当に嬉しかった。家族が見に来てくれた。祖父も来てくれて、とても嬉しかった。いろいろなことを頭に浮かべた」
「彼女(大坂)はスクワットを始めて、100パーセントの状態ではないようだったので、私は『よしこれなら私にもできるかもしれない』と思った。1ポイントずつあまり考えすぎずに、でも同時にできるだけ長い時間をかけてやっていこうと思った」
勝利したソリベス=トルモは3回戦で世界ランク23位の
D・カサトキナと対戦する。カサトキナは2回戦で第4シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には、第9シードの
E・ラドゥカヌ(イギリス)、第12シードの
J・ペグラ(アメリカ)、第16シードのE・リバキナらが16強へ駒を進めた。
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