男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は12日、ダブルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している
A・ズベレフ(ドイツ)/
M・メロ(ブラジル)組が第4シードの
N・マウー(フランス)/
PH・エルベール(フランス)組に7-5, 6-4のストレートで勝利し、ベスト8進出を決めた。
>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<1回戦で
H・フルカチュ(ポーランド)/
J・シナー(イタリア)組を6-4, 6-3のストレートで下し初戦突破を決めたズベレフ/ メロ組。
この日は、第3ゲームで最初のブレークに成功するも第8ゲームでブレークバックを許す。それでも第11ゲームで2度目のブレークを奪って第1セットを先行する。
続く第2セットでは第1ゲームからブレークを奪うと、これを守りぬいて1時間22分の一戦を制した。
勝利したズベレフ/ メロ組は準々決勝で第8シードの
JJ・ロジェール(アンティル)/
M・アレバロ(エルサルバドル)組と対戦する。ロジェール/ アレバロ組は2回戦でT・ブルキチ/ N・カチッチ組をストレートで下しての勝ち上がり。
なお、ズベレフがメロと組んでダブルスに出場するのは2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)以来となる。
同大会では初戦で敗退。試合終了後、ズベレフは暴言を吐きながら審判台をラケットで叩いた行為によって2万5,000ドル(約289万円)の追加罰金と、8週間にわたるATP公認大会への出場停止の処分が下された。
※この処分には条件が付いており、2023年2月22日(事件から1年)までの保護観察期間中にコートでさらなる違反を犯した場合に科される。
また、世界ランク3位のズベレフは今大会のシングルスにも出場予定。第2シードのズベレフは上位8シードが1回戦免除のため2回戦から登場。初戦では世界ランク34位の
F・デルボニス(アルゼンチン)と対戦する。デルボニスは1回戦で世界ランク105位の
J・ムナル(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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