男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は大会5日目の18日、シングルスの予選ラウンドロビン「レッドグループ」第3戦が行われ、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を6-2,6-4のストレートで破ってラウンドロビン2勝1敗とし、2位通過で決勝トーナメント進出を決めた。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<>>メドベージェフvsシナー 1ポイント速報<<Nitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント「RACE TO TURIN」の上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
4選手ずつグリーングループとレッドグループに分かれて3セットマッチによる総当り戦を行い、勝利数や直接対決の結果、セットの獲得率などによって出された各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。
この試合に勝利すれば無条件で決勝トーナメント進出が決まるズベレフは、序盤からミスを重ねるフルカチュを圧倒し2度のブレークを奪って4ゲームを連取。その後も余裕を持って試合を優位に進めるズベレフは、ファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得。フルカチュに挽回を許すことなく第1セットを先取する。
第2セット、徐々にサービスの調子を上げるフルカチュに対しても主導権を渡すことのなかったズベレフ。終盤第9ゲームで先にブレークを奪いゲームカウント5-4とすると、最後までリードを保ち1時間4分で2019年以来2年ぶりとなる4強入りを決めた。
2018年の同大会を制しており、3年ぶり2度目のタイトル獲得を狙うズベレフは準決勝で「グリーングループ」の1位通過者である第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
今大会は、勝敗数の次に直接対決の結果が重要視されており「レッドグループ」では第2シードの
D・メドベージェフがすでに2勝をあげ突破が確定。さらにズベレフはメドベージェフに第2戦で敗れているため直接対決で上回ることができず、グループ2位通過となった。
「レッドグループ」の第3戦では、メドベージェフとシナーが日本時間19日の5時(現地21時)以降に対戦する予定となっている。
一方、敗れたフルカチュは初のATPファイナルズの舞台だったが、3戦全敗で大会を去ることとなった。
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11/14(日)~11/21(日)
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