30日に開幕するテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルスに第1シードで出場する
N・ジョコビッチ(セルビア)が会見で意気込みを語った。
>>錦織 圭 直筆サイングッズ当たるキャンペーン実施中<<>>錦織ら全米OP対戦表<<>>錦織vsカルーソ 1ポイント速報<<今シーズンのジョコビッチは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の3つの四大大会で優勝。
東京オリンピック(日本/東京、ハード)では敗戦を喫して年間ゴールデンスラムの夢が打ち砕かれるも、今大会を制すると年間グランドスラムを達成する。
ジョコビッチは「目の前にあるチャンスが、どれほど大きなことなのかは分かっている。モチベーションがとても高い。そのことで刺激されて、やる気も増している。でも精神的なものと世間からの多大な期待のバランスをどう取るかも分かっている」と語った。
「
R・フェデラー(スイス)と
R・ナダル(スペイン)がいないけど、
A・ズベレフ(ドイツ)や
D・メドベージェフ、
S・チチパス(ギリシャ)らの勢いに乗っている質の高い選手がたくさんいる。誰もがグランドスラムでいいプレーをしたいと思っている。何が起きても不思議ではない。こんな状況は、これまでの人生で何度も立っている」
「ラファ(ナダル)とロジャー(フェデラー)、前年チャンピオンの
D・ティーム(オーストリア)も欠場している。彼らが出場していたら、多くの人々がテレビやライブで観たいだろうし、より多くの注目を集める。彼らの早い回復を願う。ロジャーやラファ、
S・ウィリアムズ(アメリカ)、自分も若くないのは理解している。若い世代が多くの大会に出場できるのは明らか」
「僕らは選択して大会へ出場しなければならない。自分もしばらくツアー離脱を余儀なくされる大きなけがをした。そのけがが慢性的になってしまったら、引退してからも大きな問題になってしまう。時には体からのメッセージやサインなどに反した行動を取ってしまう。痛みを乗り越えるのもテニスの一部。でも何が最善なのかのバランスを見つけなければならない」
「全米オープンへの準備は順調にできている。コートでは調子がいいし、オリンピックのあと休養も取れた。予定していたシンシナティはプレーしなかった。成功をおさめられた長い夏のあと疲労を感じていたから。オリンピックでは残念ながらメダルに届かなかった。選手村での生活は素晴らしい経験だったし、食堂では何千人ものアスリートがいた。これからも忘れられないとても独特な経験。全体として、とても前向きな気持ちを得ている。その経験を本当に大切にしている」
今大会の1回戦でジョコビッチは世界ランク145位のH・V・N・ルーネ(デンマーク)と対戦する。
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