テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、第14シードの
H・フルカチュ(ポーランド)は第7シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)に3-6,0-6,7-6 (7-3),4-6で敗れ、四大大会初の決勝進出とはならなかった。試合後の会見では「僕にはあまりチャンスがなかった」と語った。
>>ジョコビッチvsベレッティーニ 1ポイント速報<<>>バーティvsプリスコバ 1ポイント速報<<D・メドベージェフや
R・フェデラー(スイス)らを破り四大大会初の準決勝に駒を進めた24歳のフルカチュ。この試合はベレッティーニの強烈なサービスや緩急を織り交ぜた多彩なショットに苦しみ第1・第2セットを連取される。
しかし、第3セットでは互いにサービスゲームのキープが続きタイブレークに突入すると、ミスを重ねたベレッティーニの隙を突きセットを獲得する。それでも第4セットではベレッティーニに攻め込まれ、試合を通してブレークを奪うことができす2時間37分で力尽きた。
ポーランド人男子で初となる四大大会決勝の舞台に進出できなかったフルカチュは試合後の会見で「マッテオ(ベレッティーニ)は今日、信じられないようなプレーをした。彼には本当におめでとうと言いたい。すべてのサービスゲームで、彼は爆弾のようなサービスをしていた。僕にはあまりチャンスがなく、基本的にゼロだった。彼が4セットを通して高いレベルを維持したことを祝福したいと思う。彼のプレーは本当に素晴らしかった。あのようなプレーを続ければ決勝でも大きなチャンスがある」と絶賛した。
「彼は僕に大きなプレッシャーをかけてきた。僕のファーストサーブが効かなかった。その点で苦労した。さらにミスもなく、本当に素晴らしいプレーをしていた。僕はその時、良いプレーができていなかったけど、競争力を維持しようとしていたんだ。でも、このような素晴らしい観客の前でプレーすることができて、とてもうれしかった。大舞台でのプレーを楽しめた。このような経験をすることができて、とても幸せだよ」
勝利した25歳のベレッティーニは四大大会初の決勝に進出。グランドスラム初制覇をかけて、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準決勝で第第10シードの
D・シャポバロフ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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