テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が第16シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3,5-7,7-5,6-3で破って大会初のベスト4進出を果たすとともに、1968年のオープン化以降イタリア人男子選手初のウィンブルドン4強入りの快挙を達成した。
>>ジョコらウィンブルドン対戦表<<>>ジョコビッチvsシャポバロフ 1ポイント速報<<この試合、ベレッティーニは強烈なフォアハンドを武器に主導権を握ると3度のブレークを奪い第1セットを先取。第2セットではオジェ アリアシムに5本のサービスエースを決められるなどリターンで苦戦しセットカウント1-1に追いつかれるも、第3セットを獲得し勝利に王手をかけた。
第4セット、ベレッティーニはファーストサービスが入る確率が72パーセントを記録し試合を優位に進め、オジェ アリアシムにブレークチャンスを与えることのないプレーを披露。リターンゲームでは第2ゲームで訪れたチャンスを決め切り、3時間4分の熱戦を制した。
イタリア人男子としてオープン化以降初のウィンブルドンベスト4進出を果たした25歳のベレッティーニ。試合後の会見では「今はすべてがクレイジーだよ。フェリックス(オジェアリアシム)のおかげで素晴らしい試合ができた。彼はツアーで最も仲の良い友人の1人だから、対戦するのは決して簡単ではない。でもそれがスポーツで、そんな機会に恵まれて本当に幸せだ」と語った。
準決勝では第14シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは準々決勝で第6シードの
R・フェデラー(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。ベレッティーニとフルカチュはどちらが勝利しても、初の四大大会決勝の舞台に進むこととなる。
「フベルト(フルカチュ)は素晴らしいシーズンを送っている。彼はマイアミで勝ったし、いいプレーをしている。フェデラーを3セットで破ったということは、彼がいいプレーをしているということだ。でも、僕は準備ができていて、自信を持っている。彼の幸運を祈っているよ」
「僕はすべての試合に勝ちたいと思っている。それが目標ではあるけど、相手にもよるね。今日のフェリックスは僕よりも良いプレーをしていた部分があったと思う。でも、僕はただそこにいて、自分にタフであることを求めレベルは気にしなかった。勝利のことだけを考えていたんだ」
同日の準々決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第10シードの
D・シャポバロフ(カナダ)が4強へ駒を進めている。
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