テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は5日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が世界ランク79位の
I・イヴァシカを6-4,6-3,6-1のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。試合後の会見では「キャリアの中で最高のテニスができている」と自信を語った。
>>フェデラーらウィンブルドン対戦表<<ベレッティーニはこの試合、7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。イヴァシカに1度ブレークを許したものの、リターンゲームでは強烈なフォアハンドを武器に攻め立て6度のブレークに成功し1時間47分で快勝した。
25歳のベレッティーニはこの日勝利したことで、今季の芝コートでの連勝記録を9に伸ばし未だ無敗を継続。
前哨戦であるシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)では5試合を制し優勝を果たし、ウィンブルドンでもこれまで4試合に勝利したベレッティーニ。また、今大会では1回戦の
G・ペラ(アルゼンチン)戦で1セットを落としたのみでほか3試合は全てストレート勝ちをおさめている。
試合後の会見では「ほとんどの試合を3セットで勝っているから、エネルギーをあまり使っていないように感じる。長い目で見れば、これは僕にとってとても良いこと。キャリアの中で最高のテニスができていると思う」と語った。
「数年前はいいプレーができていたけど、いろんなことが初めてだった。少し調整しなければいけなかったんだ。でも、今は自信があるし、経験も積んでいる。自分の最高の結果を出せることがわかっている。もちろん、この大会はまだ終わっていない。さらに上を目指して頑張りたい」
ベレッティーニは準々決勝で第16シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。20歳のオジェ アリアシムは4回戦で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)や第6シードの
R・フェデラー(スイス)、第10シードの
D・シャポバロフ(カナダ)、第25シードの
K・ハチャノフらが8強へ駒を進めた。
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