男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-1, 6-2のストレートで破り、2年連続6度目のベスト4進出を果たした。
>>ジョコらパリ・マスターズ対戦表<<この日、ジョコビッチは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。過去1勝2敗と負け越している21歳のチチパスにブレークチャンスを与えることなく、わずか58分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載された。
「今シーズン最高の試合ができた。とてもよく準備もできていた。僕は数週間前に上海マスターズで彼(チチパス)に負けた。そこからビデオを見返し、何が悪かったのか、逆に何が良かったのかチェックしたんだ」
「全米オープン以来、彼はとても高いレベルでテニスをしている。自分のゲームを持っているんだ。この3カ月の結果は彼にとっては良いものだったはずで、大きな自信が見えた」
「(試合では)サービスが良かった。リターンの読みも正しかった。絶えずプレッシャーをかけることに成功していた。繰り返すが、素晴らしい試合だったと思う」
2015年以来4年ぶり5度目の優勝を狙うジョコビッチは、準決勝で世界ランク27位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。両者は10度目の顔合わせでジョコビッチの8勝1敗。ディミトロフは準々決勝で同42位の
C・ガリン(チリ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
R・ナダル(スペイン)、世界ランク28位の
D・シャポバロフ(カナダ)が4強入りを決めた。
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