オーストラリアテニス連盟は30日に公式サイトで、世界ランク3位の
R・フェデラー(スイス)が2020年1月3日から12日にかけて初開催されるATPカップ(オーストラリア/パース、ブリスベン、シドニー)に参加しないと発表した。
>>ジョコらパリ・マスターズ対戦表<<フェデラーのコメントが公式サイトに掲載されている。
「初開催となるATPカップを欠場しなければならないことは非常に残念だ。先月、大会にエントリーした時も本当に難しい決断だった。なぜなら、それは自宅での家族との時間や、シーズンを万全な状態でスタートするための時間が少なくなってしまうという意味だったから」
「来年に向けてのことについて、家族やチームとかなり話し合った結果、(大会期間となる)2週間を自宅で過ごすことが家族やチーム、いずれにとっても有意義なことであるという決断に至った。ツアー・スケジュールに新たに加わった最もエキサイティングな大会に参加できなくなるのは自分にとっても痛手だが、ATPツアーでより長くプレーを続けたいと思うのなら、今回の決断は正しい行いだと思う」
「ファンの方々に対して、自分が欠場することで悲しい思いをさせたり、落胆させたりしてしまうことには申し訳ない。それでも皆さんは自分が下した決断を理解してくれると願っている。オーストラリアのファンには、フレッシュになってしっかり準備した自分が全豪オープンで皆さんと会えることを楽しみにしている」
また、同サイトにはオーストラリアテニス連盟のクレイグ・ティリーのコメントも掲載されている。
「ロジャー(フェデラー)は紛れもなくテニス界のレジェンドであり、彼がここまで長い間世界のトップを維持していることを非常に喜ばしく思っている。今回の決断は彼にとって、とても難しいものだったのは理解できる。テニス選手としてのキャリアを続けながらも、素晴らしい父親としての並外れた役割を常に行ってきていた。シドニーのファンはATPカップで彼がプレーするのを見たかったのは分かるが、我々は彼の決断を大変尊重し、全豪オープンで彼に再会できることを楽しみにしている」
38歳のフェデラーは前週のスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)で3連覇と10度目の大会制覇を達成。現在開催中のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)では第3シードとして出場予定だったが、棄権を発表している。
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