女子プロテニス協会のWTAは29日に公式サイトで、資生堂WTAファイナルズ・深セン(中国/深セン、室内ハード)に第3シードで出場した
大坂なおみが右肩の負傷により棄権すると発表した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトには、大坂のコメントが掲載されており「最終戦の棄権は2度目で、理想的なものではない。前回棄権した時は少なくともプレーできた。途中棄権だった。いいプレーができていたと思っていたから悔しい。本当にここで勝ちたかった」と悔しさを語った。
大坂は27日に行われた予選ラウンドロピンで第6シードの
P・クヴィトバ(チェコ)をフルセットで破っていた。
今シーズン、大坂は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会2勝目をあげた。その後は勝利に恵まれない時期が続くも、東レ パン・パシフィック・オープン(日本/大阪、ハード、WTAプレミア)とチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)で2大会連続の優勝を果たしていた。
「毎年最後の会見で今季はどうだったかと聞かれるけど、答えはいつも『1年を通してもっと安定していたい』になる。今季は『U』という感じだった。年始の全豪オープンは素晴らしかった。ヨーロッパシーズンは底辺のような感じで、アジアシーズンはまたよくなった」
「驚くことに、今年は昨年よりいいシーズンだったと思う。去年よりも今年の方が泣いていたとしても。そのようには見えなかったとしても、自分に起こっていることに変化をつける機会があった」
「自分自身に最も誇りを感じたのは全米オープン後に目標を立てたこと。アジアシーズンには目的を持っていた。シーズンをさっさと終わらせてしまうこともできた。なぜなら普段はグランドスラムのためにプレーをするから」
「でも今回はゴールがあって、アジアシーズンの大会で優勝することができた。それが今シーズンのいい出来事。ウィンブルドンは最悪だった、今までで最も気持ちが落ち込んでいた」
「正直、今はとてもハードにトレーニングをしたい。昨年のオフシーズンは全豪オープンに向けたくさんを練習した。グランドスラムには万全の状態で臨みたかったし、またそうしたい」
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