男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)は25日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が世界ランク22位の
A・ルブレフ(ロシア)を7-5, 7-6 (7-4)のストレートで破り、初のベスト4進出を果たした。
>>ジョコらパリ・マスターズ対戦表<<ベレッティーニはこの試合、サービスエースを8本決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。前週のVTBクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、室内ハード、ATP250)で優勝を飾った好調のルブレフにブレークを許すことなく、1時間51分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでベレッティーニは「本当に幸せ。精神的にも、肉体的にも厳しい試合だった。先週モスクワでタイトルを取ったアンドレイ(ルブレフ)は最高のテニスを見せていた。とても自信を持っていて、コート上でそれを表していた」とコメントを残した。
23歳で世界ランク11位のベレッティーニは、決勝進出をかけて、準決勝で第1シードの
D・ティーム(オーストリア)と対戦する。両者は2度目の顔合わせで1勝1敗。ティームは準々決勝で同34位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦したが、第1セット5-0の時点でカレノ=ブスタが棄権したため4強へ駒を進めた。
同日には第4シードの
G・モンフィス(フランス)、第5シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)が準決勝入りを決めている。
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