今月開催された全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女子ダブルスで四大大会初のタイトルを獲得した
C・バンデウェイ(アメリカ)が、9月16日にウインザーラケットショップ聖蹟桜ヶ丘店で開催された「アシックステニス ドリームキャンペーン」のイベントに登場。
今回のイベントでは店内でトークセッションや一般参加者との記念撮影、参加者からの質疑応答、そして店舗内の試打コーナーで実際にボールを打つ、ワンポイントアドバイスが行われた。

バンデウェイは、全米オープンのダブルスで
A・バーティ(オーストラリア)とペアを組んで出場し、
T・バボス(ハンガリー)/K・ムラデノヴィック組を3-6, 7-6 (7-2), 7-6 (8-6)の逆転で破り、念願のグランドスラム優勝を手にした。
トークセッションの中で、初優勝について「初めてのグランドスラムでの優勝だったし、自国の大会で優勝したということもあって、友人や家族に自分のパフォーマンスを見てもらえて非常に嬉しかった大会」と喜びをコメント。
今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)からペアを組んだバンデウェイ/バーティ組は、先日の全米オープンがペアを組み6度目のツアー出場だった。
ダブルスのパートナーの決め方については「第一に友達であること、仲良く一緒にプレーできること。今回ラッキーなことにとても上手い友達がパートナーだったこともあって、優勝という結果になったと思う」と話した。
さらに、バーティとのダブルスは「ネットプレーの際にお互いの良さがとても出ていると思う。ベースラインのプレイでもリターンを確実に決めていくことによってお互いの良さを引き出せるのではないかと思う。ダブルスにとって一番重要なのはまず相手側のコートに返すことで、そのことを大切にしている」とパートナーとの強みについて語った。
また一般参加者からの質疑応答の中で、1日にどれくらい練習を行うかについてバンデウェイは「4時間テニスをして、2時間ジムでトレーニングをするので、合計6時間練習する」と返答。
続けて自分より強い選手に、どのように勝つかに対しては「なるべくいつもどおりにすることが重要で、試合の前に2回ぐらい相手との試合を想像している。試合前日の夜に1回、試合当日の朝に1回。そうすれば本番の時には緊張とかはしないので普段通りに試合ができるようになる」と答えた。
ライバルだと感じる選手について、バンデウェイは「
Ka・プリスコバ(チェコ)選手です。今のところ4戦中2勝2敗なので彼女がライバルかなと思う」と世界ランク8位のプリスコバの名前を挙げた。
また2020年に開催される東京オリンピックについて、「オリンピックというのは、国を代表することを誇りに思っているもので、母国のために戦えるということが自分の中で凄く大事なことだと思っている。母が元オリンピックのスイマーだったこともあり、実際私自身リオオリンピックに出た経験もある。国を代表することはとても光栄なことなので2020年も目指したいと思う」と語った。

最後にアシックスと契約しているバンデウェイは「シューズについてはとてもこだわりがある。足首に問題を抱えているから。だから、シューズがより安定していればより嬉しい。ウエアに関してはアシックスがとても着心地が良いから、今回のアシックスのウェアも気に入って着ている」と大会へ出場するにあたって、どのようにウェアやシューズを選んでいるかについてコメントした。
17日に開幕した東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018(東京/立川、ハード、プレミア)に出場したバンデウェイは、1回戦でダブルスパートナーであるバーティと対戦し、6-4, 3-6, 5-7で逆転負けを喫している。
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【放送予定】
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