テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会10日目の5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第21シードの
錦織圭が第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)を2-6, 6-4, 7-6 (7-5), 4-6, 6-4のフルセットで破り、2016年以来2年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。試合後の会見では「大きな自信になりました」と四大大会初優勝へ向け手応えを得ていた。
>>錦織vsジョコ 1ポイント速報<<>>錦織ら全米OP対戦表<<>>大坂vsキーズ 1ポイント速報<<>>大坂ら全米OP対戦表<<2014年の全米オープン決勝の再現となったこの試合、両者は互角の戦いを見せた。どちらに転んでもおかしくない展開から、錦織がファイナルセットの第10ゲームでマッチポイントを握ると、最後はフォアハンドのリターンエースを決めて4時間8分の死闘に終止符を打ち、4年前のリベンジを果たした。
序盤はチリッチに主導権を握られていた錦織は「(第1・第2セットはチリッチに)ほぼ完璧に近いテニスをされた。(第2セットから)気持ちも吹っ切れて、ショットの精度が上がってきた。そこからやっと自分のリズムを掴み始めた」と振り返った。
続けて「最後は『打たなきゃ』と思っていました。気持ち的に、5セット目は下がったりしなかった。自分のやらなきゃいけないテニスを意識して、最後はやっていました」と自身のテニスを貫き通したことを明かした。
準決勝では、第6シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と激突する。
両者は17度目の対戦で、錦織の2勝14敗。ジョコビッチに13連敗中の錦織が最後に勝利したのは、2014年の全米オープン準決勝。
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