男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク23位の
錦織圭が同37位の
A・ルブレフ(ロシア)を7-5, 6-3のストレートで破り、2016年以来2年ぶり3度目の初戦突破を果たした。
>>錦織W&Sオープン対戦表<<>>錦織2回戦 1ポイント速報<<この日、錦織は第2ゲームでブレークに成功すると、第3ゲームで外からのウィナーを決めて場内を沸かせた。第7ゲームではダブルフォルトなどで20歳のルブレフにブレークポイントを握られたが、鋭いフォアハンドのショットを決めるなどでピンチをしのぐ。
第9ゲームのサービング・フォー・ザ・セットで錦織はブレークバックを許したが、第11ゲームでフォアハンドのパッシングショットを放つなどで勢いに乗ると、第12ゲームをラブゲームでブレークして第1セットを先取。
第2セットは第3ゲームでブレークを許すも、続く第4ゲームでルブレフの鋭いストロークを振り切りすぐさまブレークバックに成功。その後、第7ゲームから3ゲームを連取し、勝利を手にした。
2回戦では、第12シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と元世界ランク3位の
S・ワウリンカ(スイス)の勝者と対戦する。
昨年のW&Sオープンで錦織は練習中に右手首を負傷し棄権。以降は長期の休養に入ったが今年1月に復帰すると、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で準優勝。7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では日本人男子で23年ぶりとなる8強入りの快挙を成し遂げた。
ハードコート・シーズンに入るとシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は準々決勝敗退、前週のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は初戦敗退を喫した。W&Sオープンでは2012・2016年にベスト16へ進出している。
今大会に第1シードで出場予定だった
R・ナダル(スペイン)は疲労により棄権。第2シードは
R・フェデラー(スイス)、第3シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第4シードは
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第5シードは昨年優勝の
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第6シードは
K・アンダーソン(南アフリカ)、第7シードは
M・チリッチ(クロアチア)、第8シードは
D・ティーム(オーストリア)。上位8シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場。
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