男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は23日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が予選勝者の
D・クドラ(アメリカ)を7-6 (7-1), 7-5のストレートで下して決勝進出を果たし、2連覇と10度目の優勝に王手をかけた。
第1セットをタイブレークの末に先取したフェデラーは、サービスキープが続く第2セットの第11ゲームでブレークに成功し、1時間27分で決勝進出を決めた。
>>フェデラーvsチョリッチ 1ポイント速報<<>>ゲリーウェバー対戦表<<>>杉田らアンタルヤ対戦表<<>>杉田vsペラ 1ポイント速報<<男子テニス協会のATPの公式サイトには、フェデラーのオンコートインタビューの動画が掲載されている。
「もちろん嬉しい。昨日と同じようなタフな試合だった。第1セットは先にブレークしてそのリードを守れなかった。もっとこうすれば良かったと思うところもあった。デニス(クドラ)も安定した良いプレーをしていたが、タイブレークでは正しい判断もできて大切なポイントを取ることができてすぐに6-0となりそのセットを取れた」
「第2セットはそんなことにならないようにプレーを続けて終盤でブレークして最後のゲームをキープして勝つことができた。それは良い感触だった」
また第2セットもタイブレークになると思っていたかを問われると、「そうなるかもとは思っていた。良い情報としては、ここでのタイブレークの成績はかなり良いものだからそうなっても自信はあった。それでも試合の序盤でブレークに成功したら、そのセットは6-3とか6-2で取れるだろうと期待してしまう」
「サービスが特に悪かったわけでもなかったのに、その後にブレークバックされてもつれてしまったのは自分に責任がある。デニスのサービスも良かったし、プレーが良かったことを認めなければならない」
24日に行われる決勝に向けては「ここまで多くの試合をしている。練習もあまりできていないが、それでも構わない。それがこのテニスという競技。そして今回が今年初めての芝の大会での連続の決勝進出」
「明日の決勝戦でもまた良いプレーができればと願っているし、決勝戦ではこれまでもベストなプレーをしてきた。そして来週はゆっくり休む時間をとるようにするし、もちろんウィンブルドンへ向けてしっかり練習もしたい」と語った。
同日に行われたもう一方の準決勝、第4シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と世界ランク34位の
B・チョリッチ(クロアチア)による一戦は、バウティスタ=アグの途中棄権によりチョリッチが決勝へ駒を進めている。
フェデラーとチョリッチが対戦するのは今回が3度目で、これまでフェデラーの2勝0敗。直近では今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)準決勝で対戦し、フェデラーが5-7, 6-4, 6-4の逆転勝利を収めている。
フェデラーとチョリッチによる決勝は日本時間24日の20時(現地24日の13時)より行われる予定となっている。
>>フェデラーvsチョリッチ 1ポイント速報<<6月18日開幕の男子テニスATPワールドツアー500 ハレ / ロンドンをWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程配信中。
【放送予定】
2018年6月18日(月)~6月24日(日)
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