男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は21日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が世界ランク48位の
B・ペール(フランス)を6-3, 3-6, 7-6 (9-7)のフルセットで下してベスト8進出を果たし、辛くも2連覇と10度目の優勝へ前進した。
>>杉田vsクドラ 1ポイント速報<<>>杉田らゲリーウェバー対戦表<<この日、世界ランク1位のフェデラーはファイナルセットのタイブレークで2本のマッチポイントをペールに握られるも、1時間58分で勝利した。
男子テニス協会のATPの公式サイトには、フェデラーのオンコートインタビューの動画が掲載されている。
「とてもエキサイティングな試合だったと思う。いい試合だった。観客も楽しんだと思う。最後はどちらに転んでもおかしくなかった。そんな試合に勝てて、とてもうれしい」
この日で芝での連勝記録を18へ伸ばしたフェデラーは「観客もエキサイティングな試合を期待していただろうし、今日はそんな試合を見ることができたはず。終盤は緊張感のある試合だった。ブノワ(ペール)は素晴らしいテニスをしていたし、自分もそうだった。とても複雑なバウンドをすることもあったり、第2セットを落としてしまったのがよくなかった。それが結果的に接戦となってしまった。最終的に観客の声援が後押しとなり、助けになった」と振り返った。
「セカンドサービスに対して、もう少し積極的なリターンをする必要がある。今日は少し受け身になり、それには落胆している。第2セットは自分のサービスにもイライラしてしまい、そのことから彼(ペール)にセットを奪われた」
22日の準々決勝では、世界ランク60位の
M・エブデン(オーストラリア)と対戦する。エブデンは2回戦で第6シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)を逆転で下しての勝ち上がり。
前週のメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)で大会初優勝を飾り、世界ランキングでは1位へ返り咲いた36歳のフェデラーは「次の試合ではそんなことが起きないようにしたい。体の調子はいいし、第2セットの数ゲーム以外はサービスもよかった。それを頭に置いてプレーしたい」と意気込んだ。
また、22日には世界ランク52位の
杉田祐一と同109位の
D・クドラ(アメリカ)の準々決勝が、日本時間22日の19時(現地22日の12時)に開始予定。
6月18日開幕の男子テニスATPワールドツアー500 ハレ / ロンドンをWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程配信予定。
【放送予定】
2018年6月18日(月)~6月24日(日)
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