男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は7日、シングルス1回戦が行われ、第10シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク20位の
錦織圭を7-5, 6-4のストレートで破り、初戦を突破した。
>>杉田vsコールシュライバー 1ポイント速報<<>>マドリッドOP対戦表<<この日、元世界ランク1位のジョコビッチは錦織から第1セットを先取。第2セットは一進一退の攻防が続く中、第7ゲームでジョコビッチはスマッシュのチャンスを迎えた。しかし、諦める錦織に対してジョコビッチは凡ミスを犯し、場内は騒然とした。
ムチュア・マドリッド・オープンのツイッターには「僕のキャリアで失敗した最も簡単なショットだったかもしれない」とジョコビッチのコメントが掲載されている。
その後、集中力を切らさなかったジョコビッチは第10ゲームでブレークに成功し、1時間59分で勝利を手にした。
2回戦では、
D・メドヴェデフ(ロシア)と
K・エドモンド(イギリス)の勝者と対戦する。
30歳のジョコビッチは四大大会に次ぐ「ATPマスターズ1000」で通算30勝を誇り、ムチュア・マドリッド・オープンでは2011・2016年に優勝。今季のクレーシーズンはロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で3回戦敗退、続くバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)では初戦で敗れていた。
今大会の第1シードは2連覇を狙う
R・ナダル(スペイン)、第2シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第3シードは
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第4シードは
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第5シードは
D・ティーム(オーストリア)、第6シードは
K・アンダーソン(南アフリカ)、第7シードは
J・イズナー(アメリカ)、第8シードは
D・ゴファン(ベルギー)。上位8シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場。
その他の日本勢では、世界ランク46位の
杉田祐一が8日の1回戦で同28位の
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。
【錦織vsジョコビッチ 過去の対戦一覧】<2018年>
ムチュア・マドリッド・オープン1回戦 N・ジョコビッチ 7-5, 6-4 錦織圭
<2017年>
ムチュア・マドリッド・オープン準々決勝 N・ジョコビッチ - 錦織圭 棄権
<2016年>
ATPツアー・ファイナル準決勝 N・ジョコビッチ 6-1, 6-1 錦織圭
ロジャーズ・カップ決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 7-5 錦織圭
BNLイタリア国際準決勝 N・ジョコビッチ 2-6, 6-4, 7-6 (7-5) 錦織圭
ムチュア・マドリッド・オープン準決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 7-6 (7-4) 錦織圭
マイアミ・オープン決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 6-3 錦織圭
全豪オープン準々決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 6-2, 6-4 錦織圭
<2015年>
ATPツアー・ファイナル予選 N・ジョコビッチ 6-1, 6-1 錦織圭
BNLイタリア国際準決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 3-6, 6-1 錦織圭
<2014年>
ATPツアー・ファイナル準決勝 N・ジョコビッチ 6-1, 3-6, 6-0 錦織圭
パリ・マスターズ準決勝 N・ジョコビッチ 6-2, 6-3 錦織圭
全米オープン準決勝 錦織圭 6-4, 1-6, 7-6 (7-4), 6-3 N・ジョコビッチ
マイアミ・オープン準決勝 N・ジョコビッチ - 錦織圭 棄権
<2011年>
スイス・インドア準決勝 錦織圭 2-6, 7-6 (7-4), 6-0 N・ジョコビッチ
<2010年>
全仏オープン2回戦 N・ジョコビッチ 6-1, 6-4, 6-4 錦織圭
5月6日開幕の男子テニス マドリード・オープンをWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程無料配信中。
【放送予定】
2018年5月6日(日)~5月13日(日)
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・錦織 ジョコは「強すぎた」・ジョコ脱帽「信じられない」・誤審に2度激怒 明らかにアウト■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報