男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は24日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)は世界ランク175位の
T・コキナキス(オーストラリア)に6-3, 3-6, 6-7 (4-7)の逆転で敗れ、19年ぶりに初戦で姿を消した。
>>錦織vsデルポ 1ポイント速報<<>>錦織らマイアミOP対戦表<<今大会はシード勢が1回戦免除のためこの日が初戦だったフェデラーは第1セットを先取するも、第2セットは1度もブレークすることができず、セットカウント1-1に。ファイナルセットは両者サービスキープが続いてタイブレークに突入したが、最後はフェデラーのリターンがネットにかかり、ゲームセットとなった。試合時間は2時間21分。
36歳のフェデラーはマイアミ・オープンでこれまで3度タイトルを獲得。今大会では2連覇と4度目の優勝を狙ったが、1999年に
K・カールセン(デンマーク)に敗れた時以来19年ぶり2度目の初戦敗退となった。
この結果、フェデラーは4月2日発表の世界ランキングで2位に後退し、
R・ナダル(スペイン)に王座を明け渡すことが決まった。
フェデラーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2連覇と歴代最多タイの6度目のタイトルを獲得。2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、ATP500)ではキャリア通算97勝目をあげ、33歳で世界ランク1位を記録した
A・アガシ(アメリカ)の最年長世界王者の記録を塗り替えた。
前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)では2連覇と6度目の優勝を狙ったが、決勝で
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)にフルセットで敗れていた。
一方、フェデラーを破る大金星をあげた21歳のコキナキスは3回戦で、第31シードの
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコは2回戦で、世界ランク69位の
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を逆転で下しての勝ち上がり。
3月21日開幕の男子テニス マイアミ・オープンをWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程無料配信中。
【放送予定】 2018年3月21日(水・祝)~4月1日(日)
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・フェデラー 錦織は「欠かせない」・フェデラー 涙の理由明かす・「こっち見ろ」と相手に怒り■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報