カナダのテニス協会にあたるテニス・カナダは4日、公式サイトで今年最も活躍した「Player of the Year」を発表し、男子シングルスでは世界ランク51位で18歳の
D・シャポバロフ(カナダ)が初受賞となった。
これまでの「Player of the Year」では、
M・ラオニッチ(カナダ)が2011年から6年連続で選ばれていたが、今回はラオニッチをおさえてシャポバロフが受賞となった。
18歳のシャポバロフは、シーズン開幕時に世界ランク250位から始まったが、10月には自己最高の49位を記録し、2004年の
R・ナダル(スペイン)以来となる最年少でATPトップ50入り、またマスターズ1000大会で準決勝に進出した最年少のプレイヤーなど、飛躍のシーズンを送った。
今年は、8月のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)でナダルや
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)らを破る快進撃で4強入り。その後の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では予選から勝ち上がりベスト16進出を果たした。


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