男子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は12日、シングルス準決勝が行われ、18歳の
D・シャポバロフ(カナダ)は第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)に4-6, 5-7のストレートで敗れ、マスターズ初の決勝進出とはならなかった。
>>フェデラーvsズベレフ1ポイント速報<<>>錦織らW&Sオープン 対戦表<<世界ランク143位のシャポバロフは、同64位の
R・デュトラ・シルバ(ブラジル)との1回戦で4本のマッチポイントを握られる崖っぷちから勝利すると、2回戦ではリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオ、ハード)で銀メダルを獲得した元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を下した。
その後もシャポバロフの勢いは止まらず、3回戦で第1シードの
R・ナダル(スペイン)を破る大金星をあげ、準々決勝では今年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で準優勝を飾った
A・マナリノ(フランス)を逆転で振り切り、マスターズ初の4強入りを果たした。
迎えた準決勝、第1セットを落としたシャポバロフは第2セットの第1ゲームでズベレフにブレークを許した。第2ゲームではブレークバックに成功して地元の観客を沸かせたが、第11・第12ゲームを連取され、1時間43分で敗れた。
勝利した20歳のズベレフは、決勝で第2シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。
フェデラーとは今回が4度目の対戦で、ズベレフの1勝2敗。直近は今年6月のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)決勝で、ズベレフがストレートで敗れている。
両者の決勝は、日本時間14日の朝5時(現地13日の16時)以降に開始予定。
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