男子テニスツアーの最終戦であるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)が11月12日に開幕。今シーズンを勝ち抜いた選ばれし選手のみ出場することが出来る、今季の頂点を決める戦いが幕を開ける。
年間65を超える大会数のうち、シーズン中に出場した大会の中で獲得ポイントの多い18大会の合計ポイント数で競われる、「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)の上位8選手が出場権を獲得する。
その年に活躍したトップ選手たちが集結するため、毎年違った熱戦を見ることが出来る世界最高峰の大会となる。
ATPワールドツアー・ファイナルズは8選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得することが出来る。
2017年、出場権を獲得した選手は
R・ナダル(スペイン)、
R・フェデラー(スイス)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
D・ティーム(オーストリア)、
M・チリッチ(クロアチア)、
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
D・ゴファン(ベルギー)、
J・ソック(アメリカ)の8選手。
今年は、ズベレフ・ディミトロフ・ゴファン・ソックの4選手が初出場。ナダルが8度目、フェデラーが15度目、ティームが2度目、チリッチが3度目の出場となる。
昨年は、
A・マレー(イギリス)が決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破り、初優勝を飾った。
目覚ましい活躍を見せた「レジェンド」がタイトルを手にするのか、「挑戦者」が波乱を起こすのか。今季を締めくくる戦いから目が離せない。
Nitto ATPファイナルズの模様は、スポナビライブでシングルス・ダブルスの全日程を配信予定。
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