男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第9シードの
J・イズナー(アメリカ)が第13シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-4, 6-7 (5-7), 6-4のフルセットで破り、2年連続3度目のベスト4進出を果たした。
>>パリ・マスターズ 対戦表<<昨年のパリ・マスターズで準優勝を飾ったイズナーはこの日、第1セットを先取するも続く第2セットではタイブレークの接戦の末に最後はダブルフォルトを犯してセットカウント1-1に追いつかれる展開に。
ファイナルセットに入るとファーストサービスが入った時に93パーセントの高い確率でポイントを獲得したイズナーが1度もブレークを許さず、自身は1チャンスをものにして2時間10分におよんだ死闘を制した。
準決勝では、予選勝者の
F・クライノビッチ(セルビア)と対戦する。クライノビッチは、第1シードの
R・ナダル(スペイン)の棄権により準決勝へ駒を進めている。
12日に開幕するNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への出場枠は残り1つ。現時点では世界ランク11位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が出場圏内だが、イズナーか第16シードの
J・ソック(アメリカ)のどちらかが今大会で優勝すると残り1枠を獲得する。
一方、敗れたデル=ポトロはイズナーに敗れたことでNitto ATPファイナルズの出場争いから脱落となった。


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