男子プロテニス協会のATPは23日、公式サイトで世界ランク49位の
D・シャポバロフ(カナダ)が今季から新設された21歳以下の最終戦 ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)への出場が確定と発表した。
>>フェデラーらスイス室内 対戦表<<>>ズベレフらウィーン対戦表<<2017年のネクスト・ジェネレーションATPファイナルズに出場が確定したのは世界ランク5位の
A・ズベレフ(ドイツ)、同35位の
A・ルブレフ(ロシア)、同42位の
K・カチャノフ(ロシア)に次いで4人目。
現在行われているスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)1回戦で
杉田祐一を逆転で下したことによりシャポバロフは最終戦出場が確定した。
今季は、8月のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)で
R・ナダル(スペイン)や
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)らを破る快進撃で4強入り。その後の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では予選からベスト16進出を果たすなど、飛躍のシーズンを送っている。
ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは、21歳以下の選手を対象に11月7日から11日までの5日間にかけて行われる。1月からレギュラー・シーズンが終わるまでに獲得したポイントで争う「RACE TO MILAN」の上位7選手と主催者推薦枠1名の8選手が出場。
試合形式は4ゲーム先取(3-3でタイブレーク)の5セットマッチで、ノーアドバンテージで行われる。また、サーブがネットに当たって相手コートに入った場合でもそのまま試合が続行されるノーレットルールや、1セットに1回コーチングを受けられるコーチングルールなど適用される。


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