テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第12シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が第29シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4, 6-4, 6-2のストレートで下し、四大大会初のベスト4進出を果たした。
>>クエリーvsアンダーソン 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<両者初の対戦となったこの日、第1セットの第1ゲームで早くもブレークに成功したカレノ=ブスタは、その後もリードを守りこのセットを先取。続く第2セットでも先にブレークし、徐々に調子を上げてきたシュワルツマンを引き離して2セットアップとする。
その後、集中力を欠いたシュワルツマンの隙をついて2度のブレークに成功したカレノ=ブスタは、さらにギアを上げてリードを守りきり、勝利を手にした。
準決勝では、第17シードの
S・クエリー(アメリカ)と第28シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)の勝者と対戦する。
世界ランク19位のカレノ=ブスタは2009年にプロへ転向し、ツアー3大会でタイトルを獲得。今年は5月のエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)で優勝を飾っている。
四大大会では、今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ベスト8進出が最高成績だった。
今大会は、1回戦でE・キング(アメリカ)、2回戦でC・ノリー(英国)、3回戦で
N・マウー(フランス)、4回戦で
D・シャポバロフ(カナダ)とここまで全て予選勝者に勝利して準々決勝へ駒を進めた。
一方、敗れた25歳のシュワルツマンは今大会、1回戦で
C・ベルロク(アルゼンチン)、2回戦で
J・ティプサレビッチ(セルビア)、3回戦では2014年覇者で第5シードの
M・チリッチ(クロアチア)、4回戦で第16シードの
L・プイユ(フランス)を破る快進撃でグランドスラム初の8強入りを果たしていた。
■関連ニュース■
・デルポ フェデラー戦は「光栄」・GS初16強「ちょっとびっくり」・快進撃の18歳「人生変わった」