男子テニスの8月21日付世界ランキングが発表され、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)を欠場した
A・マレー(英国)は前回から600ポイント失い、
R・ナダル(スペイン)に抜かれて2016年11月7日から約9カ月守ってきた世界ランク1位から2位へ転落した。
>>杉田らウィンストンOP対戦表<<>>ジャジーリvsフリッツ 1ポイント速報<<>>杉田 初戦1ポイント速報<<30歳のマレーは、昨年11月7日に初めて世界ランク1位を記録。当時29歳で初めて世界ランク1位に上り詰めたマレーは、1974年に30歳で世界王者となったJ・ニューカム(オーストラリア)氏に次いで歴代2番目の年長選手となった。
今シーズンは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4回戦敗退を喫するなど序盤から不調に陥り、ここまでわずか1勝にとどまっている。2連覇と3度目の優勝を狙ったウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では準々決勝で敗れた。
さらに、夏のハードコートシーズンのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)の2大会を臀部の故障を理由に欠場した。
また、世界ランキングのトップ10では、
S・ワウリンカ(スイス)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
錦織圭が怪我により今シーズンの残り全大会を欠場し、すでに長期休養へ入っている。
8月21日付の男子ATP世界ランキングは以下の通り。
※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント
■1位[ +1 ]…R・ナダル
7,645ポイント(7,555ポイント)
■2位[ -1 ]…A・マレー
7,150ポイント(7,750ポイント)
■3位[ - ]…
R・フェデラー(スイス)7,145ポイント(7,145ポイント)
■4位[ - ]…S・ワウリンカ
5,690ポイント(5,780ポイント)
■5位[ - ]…N・ジョコビッチ
5,325ポイント(5,325ポイント)
■6位[ +1 ]…
A・ズベレフ(ドイツ)4,470ポイント(4,470ポイント)
■7位[ -1 ]…
M・チリッチ(クロアチア)4,155ポイント(5,155ポイント)
■8位[ - ]…
D・ティーム(オーストリア)4,030ポイント(4,030ポイント)
■9位[ +2 ]…
G・ディミトロフ(ブルガリア)3,710ポイント(3,070ポイント)
■10位[ -1 ]…錦織圭
3,195ポイント(3,285ポイント)
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