テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は16日、男子シングルス決勝戦が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)が第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)を6-3, 6-1, 6-4のストレートで破り、2012年以来5年ぶり、さらにウィンブルドン男子で史上最多8度目の優勝を果たした。
>>フェデラーvsチリッチ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<両者は今回が8度目の対戦で、フェデラーの6勝1敗。直近の対戦は昨年のウィンブルドン準々決勝で、このときはフェデラーが2セットダウンから逆転勝利を飾った。
史上最多8度目の優勝を狙うフェデラーは今大会、1回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)、2回戦で
D・ラヨビッチ(セルビア)、3回戦で第27シードの
M・ズベレフ(ドイツ)、4回戦で第13シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、準々決勝で第6シードの
M・ラオニッチ(カナダ)、準決勝で第11シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に勝利し、1セットも落とすことなく決勝進出を決めた。
一方、2002年の
L・ヒューイット(オーストラリア)以来15年ぶりとなるBIG4以外のウィンブルドン制覇を狙うチリッチは、1回戦で
P・コールシュライバー(ドイツ)、2回戦で
F・マイヤー(ドイツ)、3回戦で第26シードの
S・ジョンソン(アメリカ)、4回戦で第18シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準々決勝で第16シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)、準決勝で第24シードの
S・クエリー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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