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ジョコ 神対応でコート去る

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、右肘の負傷で途中棄権した第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は、試合後の会見で「(右肘の怪我に)1年半ほど前から苦しめられている。こんな形で終えるのは残念」と明かした。

>>ウィンブルドン対戦表<<

この日、第11シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦したジョコビッチは第1セットを落とすと、トレーナーの治療を受けた。

再開後、第2セットの第2ゲームは40-0からブレークを許した。第3ゲームもプレーを続けようとしたが、1ポイント目を落としたジョコビッチは途中棄権を申し入れた。

「昨日から出来る限りのことはした。あと30分、我慢してプレー出来たかもしれないけど、あそこで棄権した。治療も薬もあまり効き目がなかった。サービスとフォアハンドに大きな影響があった。最終的には受け入れて全力を尽くすしかなかった」

無念の途中棄権となったジョコビッチだったが、コートを去る際は観客からの写真撮影に応じる神対応を見せた。

昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で生涯グランドスラムを達成して以降は不振に陥ったジョコビッチだが、前哨戦のAEGON国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)で今季2勝目をあげて今大会へ臨んでいた。

「痛みは日々増していた。大会が始まる前から感じていた。でも悪化して、残念ながら今日は最悪だった。スケジュールも組み直さなければならないだろう。今はあまり先のことを考えていない。なぜなら、プレー出来ないから。今の状況を受け止めて、次の大会を決めるしかない」

同日の準々決勝では、2連覇と3度目の優勝を狙っていた第1シードのA・マレー(英国)もフルセットで敗れた。

昨年、圧倒的な強さを見せていたマレーとジョコビッチが肉体的に苦しんでいることについては「彼も自分も長くタフなシーズンを送っていた。肉体的にかなり疲労したし、アスリートとしてこのような状況はある時点で経験する。残念ながら、怪我もスポーツの一部。ここ数年でプロテニス界は明らかにタフになっている。シーズンを通して全てで高いレベルを維持するのは簡単なことではない」と述べた。

最後に、ジョコビッチは「現時点で、休養も選択肢の1つになるだろう」と口にした。

一方、思わぬ形でベスト4進出を果たしたベルディヒは、準決勝で第3シードのR・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーは準々決勝で第6シードのM・ラオニッチ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。






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