テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、女子シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
J・コンタ(英国)が第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を6-7 (2-7), 7-6 (7-5), 6-4の逆転で下して初のベスト4進出を果たしたが、この試合は後味の悪い終わり方だった。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、第1セットを落としたコンタは地元の声援に応えるプレーで第2セットを取り、セットカウント1-1に追いつく。ファイナルセットではハレプのサービスゲームで1チャンスを活かしてブレークに成功し、第10ゲームでマッチポイントを握った。
そして、崖っぷちに立たされたハレプがフォアハンドを打とうとした瞬間に観客が突然悲鳴をあげた。ハレプはラリーをストップしたかのようにボールをネットにかけたが、主審へ抗議することなくコンタと握手を交わし、2時間38分の激闘に幕が下りた。
ベスト4へ駒を進めたコンタは、準決勝で第10シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。ヴィーナスは準々決勝で第13シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
■関連ニュース■
・ジョコ 問題発言に戸惑い・ジョコ 全仏でブーイング受ける・フェデラー ジョコ敗退に驚き