テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス4回戦が行われ、2年ぶりのベスト8進出を果たした第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は試合後の会見で不満を漏らした。
>>ウィンブルドン対戦表<<ジョコビッチと世界ランク51位の
A・マナリノ(フランス)の4回戦は10日のコート1に予定されていたが、同コートで行われた1つ前の
R・ナダル(スペイン)と
G・ミュラー(ルクセンブルグ)の試合が長引いたため、11日へ順延となっていた。
この日、マナリノを6-2, 7-6 (7-5), 6-4のストレートで下したジョコビッチは「(前日に)試合をしたかった。センターコートへ移動して試合をするのかと思っていた。でも、観客を移動させるのに多くの時間がかかるから、ダメだと言われた。とにかく、ストレスがたまる1日だった」とコメントした。
準々決勝では、25勝2敗と勝ち越している第11シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
2010年のウィンブルドンで準優勝を飾っているベルディヒ戦に向け、ジョコビッチは「2010年、彼(ベルディヒ)に負けている。フラットのストロークを打ってくるし、経験も豊富。彼とは何度も対戦しているし、何が大切かは分かっている。それが出来ることを願っている」と意気込みを見せた。
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