テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第11シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦したが、6-7 (2-7), 0-2の時点で途中棄権し、2年ぶりのベスト4進出とはならなかった。
>>ウィンブルドン対戦表<<ジョコビッチは第1セットを落とした後、トレーナーから右腕の治療を受けた。第2セットは第3ゲーム途中で棄権を申し入れた。
現在30歳のジョコビッチはウィンブルドンで4度決勝に進出しており、2011・2014・2015年にタイトルを獲得。昨年は3回戦で敗れる波乱に見舞われた。
今季は、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でまさかの2回戦敗退。その後は不調に陥り、2連覇を狙った全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は準々決勝でストレート負けを喫した。
しかし、前哨戦のAEGON国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)に主催者推薦を受け入れて急遽出場すると、
G・モンフィス(フランス)らを下して今季2勝目をあげ、今大会4度目の優勝に向けて弾みをつけた。
一方、思わぬ形でベスト4進出を果たしたベルディヒは準決勝で、第3シードの
R・フェデラー(スイス)と第6シードの
M・ラオニッチ(カナダ)の勝者と対戦する。
■関連ニュース■
・ジョコ ナダル戦は最高のドラマ・不満ジョコ「ダメと言われた」・ジョコ 問題発言に戸惑い