テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス4回戦が行われ、2年ぶりのベスト8進出を果たした第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は試合後の会見で、第4シードの
R・ナダル(スペイン)と第16シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)の死闘について「最高のドラマだった」とコメントした。
>>ウィンブルドン対戦表<<前日に行われた4回戦で、ナダルは4本のマッチポイントをしのぐ粘りを見せたが最後はフォアハンドがアウトし、4時間48分におよぶ激闘の末、ミュラーにフルセットで敗れた。スコアは3-6, 4-6, 6-3, 6-4, 13-15。
これまで数々の激闘を繰り広げてきた元王者のジョコビッチは「5時間や6時間の試合をして、翌日や2日後に最高のプレーをしなければならないのは、身体が望んでいるものではない」と述べた。
11日、ジョコビッチは世界ランク51位の
A・マナリノ(フランス)を6-2, 7-6 (7-5), 6-4のストレートで下し、2年ぶり9度目のベスト8進出を果たした。
準々決勝では、第11シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。両者は今回が28度目の対戦で、ジョコビッチの25勝2敗。
ベルディヒは4回戦で第8シードの
D・ティーム(オーストリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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